中国侵略戦争のための日米同盟粉砕、岸田政権打倒! 6.9全国集会&大行進

米軍と自衛隊の統合ー「日米同盟発足以来の大転換」

4月10日の「日米共同声明」は冒頭、「3年間を経て、日米同盟は前例のない高みに達した」と言い、バイデン大統領も「日米同盟が発足して以来、最も重要なアップグレード」になったと述べました。

この3年間、彼らは何をしてきたのか。対中国戦争-世界戦争を本格的に準備してきたのです。その中で、ウクライナ戦争が起こり、イスラエルのガザ侵攻-ジェノサイドが起きています。

バイデンの言う「アップグレード」の核心は、米軍と自衛隊の「指揮系統」の限りない一体化であり、米軍と自衛隊の「統合」です。在日米軍司令部(横田基地)の機能と権限を強化し、自衛隊の「統合作戦司令部」を創設して、米軍の指揮で自衛隊が最前線で中国侵略戦争作戦を担うというものです。

ガザに原爆!? イスラエルを擁護する岸田とバイデン

さらに「日米共同声明」は、許しがたいことに、「ハマス等によるテロ攻撃を改めて断固として非難し、国際法に従って自国および自国民を守るイスラエルの権利を改めて確認する」と述べ、イスラエルを擁護しています。その中で、共和党の下院議員が「ガザを長崎や広島のようにすべき」と、ガザへの原爆投下=核攻撃を要求することまで起こっています。

ガザ住民の死者は3万4千人を超え(5月4日、パレスチナ自治区ガザ保健省)、国連の調査報告でも7月までに111万人が飢餓に直面すると言われています。いまだにイスラエルの軍事侵攻・ジェノサイドを擁護する米日両政府を絶対に許さず、世界の人々と共にパレスチナ解放を求めて闘いましょう。

沖縄の島々をミサイル発射基地=戦場にするな!

日米軍事同盟の最大の実体は沖縄です。琉球弧(種子島~与那国島)のミサイル基地化が激しく進んでいます。自衛隊は射程1000㎞から2000㎞超の長射程ミサイルを大量に保有して、米軍とともに中国への侵略戦争を構えています。沖縄の島々を移動しながらミサイル攻撃するEABO(エアボ)作戦訓練が繰り返されています。沖縄の人々は、島々が本当に戦場になってしまうと危機感を抱き、戦争絶対反対の声をあげて闘っています。4月には、うるま市の陸自訓練場建設を白紙撤回させました。

沖縄と連帯し、「沖縄のミサイル基地化阻止、日米安保(=中国侵略戦争同盟)粉砕、日本帝国主義・岸田政権打倒」をとことん闘っていきましょう。世界戦争か、世界革命か。今こそ立ち上がるときです。

主催:「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会

6月9日(日)午後1時開始、東京・芝公園23号地

集会後デモ行進